スマホで花火をきれいに撮影できない原因と花火撮影に適したカメラ設定について

Posted: 7月 8th, 2026, by admin

夏の風物詩ともいえる花火は、日本人にとって欠かせない夏のイベントです。せっかくの美しい花火を写真に残したいと思っても、うまく撮影できなかったという経験がある人も多いのではないでしょうか。花火の撮影は意外と難しく、失敗しやすいものです。そこで今回は、スマホで花火をきれいに撮影できない原因や、花火撮影に適したカメラ設定についてまとめてみましょう。
【スマホで花火を撮影するのはなぜ難しいの?】
花火の撮影は、通常の風景や夜景の撮影よりも難易度が高いといわれています。ここでは、花火撮影が難しい理由について解説します。
<白飛びしやすい>
花火の撮影では白飛びが起こりやすく、撮影した花火が真っ白に写ってしまい、本来の鮮やかな色が再現できないことがあります。
スマホのカメラには、イメージセンサーと呼ばれる装置が搭載されています。イメージセンサーは、レンズを通して取り込んだ光を電気信号に変換し、画像をデジタルデータとして処理する役割を担っています。
しかし、イメージセンサーが認識できる明るさの範囲には限界があります。そのため、非常に明るい被写体である花火を撮影すると、スマホによっては白飛びが発生してしまうのです。花火を撮影する際には、カメラが取り込む光の量を抑える設定が重要になります。
<手ブレが起こる>
花火の撮影がうまくいかない原因の一つが手ブレです。手ブレは、シャッターを押した瞬間にカメラが動いてしまうことで発生します。
特に花火は暗い場所で撮影することが多いため、スマホのカメラはより多くの光を取り込もうとしてシャッタースピードを遅くします。その結果、日中の撮影よりも手ブレが起こりやすくなるのです。
<シャッタースピードが合わない>
花火を撮影したにもかかわらず、花火が点のように写ってしまい、最も美しい瞬間を捉えられないことがあります。これは、シャッターを切るタイミングやシャッタースピードが適切でないことが原因です。
花火は一瞬で消えてしまうように見えますが、打ち上がってから消えるまでにはおよそ8~10秒ほどかかります。そのため、タイミングが少しずれただけでも、思い描いた写真にならないことがあるのです。
【スマホで花火を撮影する際に覚えておきたいおすすめの設定】
スマホで花火をきれいに撮影したい場合は、カメラの設定を工夫することが大切です。
<露出・ピントを固定する>
露出やピントを固定できるAE/AFロック機能を活用しましょう。AE/AFロックを使用することで、花火にピントを合わせやすくなり、明るさも安定します。
設定方法は簡単で、画面上のピントを合わせたい位置を長押しするだけです。iPhoneでは「AE/AFロック」、Androidでは「AF・AWB・AEはロックされています」などの表示が出れば設定できています。
<不要な機能はオフにする>
フラッシュやHDR機能、デジタルズームなど、花火撮影では不要な機能は事前にオフにしておきましょう。不要な機能を有効にしたままだと、思い通りの撮影ができない場合があります。
<夜景モードで撮影する>
花火撮影では夜景モードの活用もおすすめです。花火と夜景はどちらも暗い環境で撮影するという共通点があります。
夜景モードを使用すると、スマホが自動的にシャッタースピードや明るさを調整してくれるため、初心者でも比較的きれいな写真を撮影しやすくなります。
<マニュアルモードでシャッタースピードを遅くする>
マニュアルモードを搭載しているスマホであれば、シャッタースピードを遅めに設定してみましょう。花火が空に描く光の軌跡を美しく表現できます。
目安としては1秒以上に設定し、ISO感度やピントを調整しながら撮影するとよいでしょう。
ただし、シャッタースピードを遅くすると手ブレが発生しやすくなります。そのため、三脚やスマホスタンドを使用して本体をしっかり固定することが大切です。

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