【基本構図】をマスターしよう!

“旅先で見た美しい景色や、友人や家族との思い出をスマートフォンに残したい、でも毎回同じような写真になってしまう、なんてお悩みはありませんか。
今回は、風景写真はもちろん、家族や友人など、人を撮る時にも使える写真の構図について基本からご紹介したいと思います。
撮りたいものにカメラを向けて、シャッターを押す
簡単でシンプルだからこそ、写真全体のバランスやセンスが問われる、写真の基本構図について詳しく見ていきたいと思います。
是非、今日からマネできるポイントばかりなので、一度試してみてくださいね。
■向き&角度
写真を撮る時に、少しだけ意識しておきたいポイントが『向き』と『角度』です。
・縦向き
同じ景色でも、縦向きに撮ることでより立体感のある撮影が可能になります。
例えば、大きなビルなど縦長のものは縦に撮るとより大きく迫力のある写真になります。
・横向き
また、横向きに撮ると奥行きが出て全体のバランスがとれ安定感のある写真になります。
なんだか構図がイマイチだなと思ったら、思い切って向きを変えて見てください。
・アイレベル(目の高さ)
そして、アイレベルもとても重要です。
真横から見るのか、上から見るのか、下から見るのかによって見えてくる景色が大きく変わります。
・ローアングル(低い目線)
犬や猫などペットを撮る時は、目線をなるべく低くしてペットと同じ目線で撮ってみましょう。
草や木も上手に取り入れることで、生き生きとした一枚になるはずです。
■構図の基本
ここからは、写真を撮る上で必ずおさえておきたい基本の構図を7つご紹介します。
一つでもマスターできれば、今より格段に写真を撮ることが楽しくなるはずです。それでは、早速みていきましょう。
①三分割構図
これは写真だけでなく、絵画の手法としても使われる最も基本的な構図の一つです。
名前の通り、画面の縦横を三つに分割し1:2の割合で被写体を配置する技法です。
ちょうど線が交わるところに撮りたい主役を置くことで、バランスが良くなります。
迷った時は、被写体を三つに分けて背景と主役のバランスを考えてみましょう。
②三角構図
こちらは、名前の通り写真の中に三角形ができるように配置します。
川や建物など、安定感を出したい時におすすめの技法です。
ポイントは、画面の中心に向かってまっすぐに伸びる線を描くように撮ることです。
③額縁効果
額縁のように写真の周りに、草花を散らしまるで額にはいった絵のように撮る技法です。
縁ができることで、メリハリのある写真になります。
④対角構図
画面のちょうど対角線上に主役や背景をもってくる技法です。
奥行きが出るので、立体感と存在感のある写真になるでしょう。
⑤トンネル構図
額縁効果と似ていますが、トンネル構図は主役を遠くに、近くに花や草木などを利用する技法です。
船を遠くにもってきて、近くに花で囲まれたトンネルのような配置にするととてもおしゃれに撮れます。
⑥四分割構図
こちらは、画面を縦横四つに分割する技法です。
三分割構図と同じで、縦横の交わる点に主役をもってくることでバランスの取れた美しい写真に仕上がります。
ただし、四分割構図では背景がシンプルすぎると寂しい写真になってしまうので、背景はそれだけ存在感のある景色を選ぶといいですね。
⑦日の丸構図
日の丸構図は、名前の通り主役を真ん中に置き背景は真っ白かほとんど何もないものがいいでしょう。
シンプルなぶん、主役は存在感のあるものを選ぶとより映えていいですね。
■まとめ
いつもの写真をスマートフォンで撮るときに、少しだけバランスを考えて撮ってみましょう。
今回ご紹介した、構図と向き、角度に気をつけてあなただけのオリジナル写真を楽しんでみてください。

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