3万4800円のお手軽モバイルPC 「m-Book C」実力検証

マウスコンピューターのm-Book Cシリーズは、11.6型液晶ディスプレイを搭載したクラムシェルタイプの小型軽量モバイルPCです。重量1.2kgで気軽に持ち運べるコンパクトなボディと、SSD搭載で3万4800円(税別、送料別)から買えるというお手ごろ価格が特徴です。メモリはPC3-12800 SO-DIMMを採用し、容量は4GBだ。ストレージは32GBのSSD(Serial ATA 6Gb/s接続)を搭載します。評価機ではADATAのSP600というモデルを搭載していました。32GBというストレージ容量は、Windows 10を利用する上では、クラウドストレージを活用する前提であっても、ギリギリとなっています。USB 3.0ポートやカードリーダーを活用した運用の工夫は必須といえるでしょう。本体装備のカードリーダーの奥行きは2mm弱しかないので、通常サイズのSDXCメモリーカードをストレージ用途には使いにくいのです。奥行きの短いmicroSDアダプターなどが便利です。また、USB 3.0ポートに直接さして使えるドングルタイプの超小型USBメモリなどもあるので、そうしたものを活用するのも良いでしょう。ちなみに、SSD120GBモデル(MB-C250B1-S1)との差額は税別ベースで1万円です。120GBあればだいぶ余裕ができ、通常の使い方ならライブラリフォルダ(ピクチャなど)の変更やアプリケーションのインストール先を変更するなどの手間は不要になります。十分費用対効果に見合う差額といえるでしょう。SDメモリーカード(SDHC/SDXC対応)、メモリースティックなどに対応するカードリーダーも搭載していて、十分な接続性を備えています。

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