実はいろいろな端末に使われてる撥水ナノコーティング

Mobile World Congress(MWC)には世界中から、さまざまな規模のメーカーが出展しています。サムスンやファーウェイ、ソニーといった大手メーカーが集う「ホール3」は、1つでちょっとした体育館くらいの広さのブースが立ち並ぶが、ホール5~8になると中・小規模のブースばかりです。まったく知らないようなメーカーが山ほど出展しているのです。いきなり端末の話ではないのですが、防水スマホ関連で、MWCには撥水ナノコーティングを提供するイギリスの企業、P2iも出展しています。P2iはファーウェイやレノボ、プラントロニクスといった有名企業の製品にも技術を供給しているとのことで、撥水・簡易防水としてかなり手堅い技術となりつつあるようです。しかし、ここで提供されている撥水ナノコーティングは、「筐体内に水が入り込んでも基板の腐食を防ぎ壊れにくくする」というもので、筐体を密閉するタイプの防水仕様とは根本的に発想が異なっています。端子部やカメラセンサなどはコーティングできないので、完全な防水とも言えません。ちょっとした結露や水滴でも壊れにくくするといったもののようです。建設重機で有名なキャタピラー社の「CAT」ブランドスマホの最新モデル「CAT S60」も展示されていた。CATブランドのケータイ/スマホは2013年ごろから展示されているので、MWCでのタフネスケータイとしては歴史のある部類です。

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